close

そもそも 『 RPA 』 ってなに? ThinkstockPhotos-80719675

『RPA』という用語を聞いたことがあるだろうか?

『RPA』とは「ロボティック  プロセス  オートメーション」を略した用語であり、従業員が自ら業務の自動処理ソフトを構成するための技術のことだ。

これまで逐一人の手による操作が必要だったトランザクション処理やデータ操作、他のデジタルシステムとの通信連携処理等を、「ロボット」のように自動で実行し処理してくれるソフトウェアを簡易に構築する技術こそが、RPAとなる。

従来は多大な労働力と人の手によって賄われていた膨大なデータの操作、トランザクション作業のプログラムによる自動化が、どれだけの効果をもたらすか言うまでもないだろう。

RPA (ロボティック プロセス オートメーション) を実践することで、人件費と労働時間の大幅な節約だけでなく、データ処理のスピードと精度の向上までもが実現することとなる。

また従来はデータ処理に割いていた人員を、より他の業務に割り振れるようになることで、副次的な利益も期待できるだろう。

 

 

どうして早いの?ITシステムとの違いは “プログラミングレス”

ThinkstockPhotos-510222550

従来のITシステムは、何をするにもまずはプログラミングが不可欠であった。

そのシステム自体の本来の機能はもちろんのこと、他のアプリと連動させる際にも逐一その連動のためのコードを長時間かけて入力する必要がある。この点こそが、従来のITサポートシステムとRPAの最大の違いだ。

つまり、RPAは逐一プログラミングによる仕様変更や追加を必要としないということになる。

RPAソフトウェアは一旦ある特定のプロセスを理解するために訓練されてしまえば、その後は自動的に取引を処理し、データを操作し、返答を行い、そして何より、必要に応じて他のシステムと自動で連動することが可能である。

例えば、複数のアプリで参照されねばならないデータがあったとする。 RPAはまずそのデータを抽出し、そしてそのデータを必要とするアプリ全てに順々に手渡しスムーズに処理を実行してくれる。

従来のITシステムでは、一つのアプリでそのデータの使用が終われば、再び人の手で別のアプリへと入力しなおさなければならなかった。

この点を解消し、一度実行してしまえばシームレスなデータ移動と処理、アプリの連動を行ってくれるのがRPAということになる。

人に代わる、アプリの管制塔とでも言えばいいだろうか。この技術はもともと、大量のITサポートシステムを逐一人の手で起動させる手間と時間を削減するためのものである。特にこ財務、経理、サプライチェーンマネジメント、カスタマーサービス、人事などのバックオフィスにおける業務の手間と時間の短縮に活用が期待されている。

 

『 RPA 』の効能は、コストカットだけではない ThinkstockPhotos-509363003

工業製品の大量生産において産業用ロボットがより高い生産効率と品質向上を確立させたように、業務プロセス、ITサポートプロセス、データフロープロセス、遠隔操作インフラ、そしてバックオフィス業務などにおいては、RPAによる「ロボット」が世界中で革命を起こしている最中である。

RPAはデータ処理・操作における正確さと所要時間を劇的に改善させるだけでなく、退屈な繰り返し作業とそれによるフラストレーションから労働者を解放することで、他の業務におけるにおけるパフォーマンスや生産性を高めてくれることにも期待されている。

 

<<関連記事>>

『会社の生産性が10倍に?RPAがもたらす4つの利益』 

Tags : RPAオートメーションデジタルレイバーロボットロボティックプロセスオートメーション自動化